それでも建築　セカンドライフ

ヴァーチャルな空間に物を造るという意味でセカンドライフにも共通しているので、
今回は3Dモデリングソフトについて。

SL建築家のSHOがソフト購入を検討しているようなので、俺の知っている範囲で説明しようと思う。

Ａｕｔｏｄｅｓｋ社の3DSMAXなどのソフトは定価で60万弱、代理店を通しても40万弱という高価なソフトだ。
SHOも価格という問題があり、より低価格なSHADEなどを検討中のようだ。

SHADEも優れたソフトである。
俺は今まで色々なソフトを使ってきた。SHADEもその一つ。
今は会社にあるMAXを使っているが、確かに個人で買える価格ではないと思う。

こと建築物を作るだけなら、使い勝手は別として大抵のソフトでモデリングはできる。
それぞれのソフトにキャラクターメイキングが得意であったり、建築が得意であったり特長はある。

とりあえず遊んでみたい、そういう理由であればフリーのソフトや、数万円のソフトにしておいたほうが無難だろう。


ただ、今後本格的に3Dもやっていくのであれば、やはりメジャーなソフトを使うべきだと思う。
マイナー方向に行って得することは少ない。

高価だがMAXなど有名ソフトを使う利点として大きい理由がある。
俺の勤めている会社にも、3Dクリエーターからよく履歴書やポートフォリオが送られてくる。
なかなかの作品で、良いムービーなども作れる人が多い。
しかし残念ながらなかなか採用できないのが現状だ。

一番大きな理由が使用しているソフトの問題だ。
MAXを使っていないという人が多く、SHADEであったり、CINEMA4Dであったり。。。
やはり個人でMAXを所有しているものが少ないのも理由だろう。
弊社のような弱小会社では、現状１から育てるというのが厳しく、即戦力がのどから手がでるほど欲しいのである。
これは、知り合いの3D会社でも皆口をそろえていっている。かなりの人材不足だと。

俺の知る限り、MAXの情報量に対抗できるソフトは少ない。
情報量が多いということは、素材集やプラグインも当然多い。
クライアントのデータ交換などにも有利である。




話は少し脱線するが、俺はSOHOとして仕事をしていたこともあった。
仕事のほとんどは、メール・ファックス・電話でできたので、在宅ワークには3Dモデリング・レンダリングはもってこいだと思う。

マシンとソフトを手に入れてしまえば、あとはひたすら特訓あるのみだ。
のみこみの早い人なら2週間でモデリングを頼めるようになる。
スピードアップ＝収入につながるのでやりがいもあり、その先段階のレンダリングまでできるようになると、
作品作りの感動も味わえる。


興味のある人は、なんでも質問してくれ。
俺のできる範囲で答えるよ。